![]() モバイルデバイスを位置特定するためのシステムおよび方法
专利摘要:
ここに開示されたシステムおよび方法は、複数の擬似基地局に対応したPN位相オフセットを含む擬似パイロット信号を生成する。擬似基地局は、(1)複数の非物理的基地局、および/またはモバイルデバイスの受信範囲外の物理的基地局である。擬似パイロット信号は、物理的基地局からの通信信号と結合され、一連の合成信号を形成する。その合成信号は、無線モバイルデバイスによる受信のために送信され、そしてモバイルデバイスの位置を決定するために用いられる。 公开号:JP2011511268A 申请号:JP2010539832 申请日:2008-12-18 公开日:2011-04-07 发明作者:ディーン、リチャード・エフ.;ベイカー、ケネス・アール. 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:G01S19-06
专利说明:
[0001] 本開示は、一般的には、リモート・デバイスの位置を決定するための電気通信信号の使用に関する。さらに詳細には、本開示は、複数のパイロット信号を用いてモバイル通信デバイスの位置を決定するためのシステムおよび方法に関する。] 背景技術 [0002] 今日では、電気通信信号は一般に、セルラーシステム(cellular systems)を用いて送信される。セルラーシステムは、それぞれセルラー電話、ラップトップ・コンピュータ、あるいは他のそのようなモバイルデバイスのようなモバイルデバイスに信号を送信しかつそのモバイルデバイスから信号を受信するために使用されるセルラー基地局の複数のグループを備えている。モバイルデバイスと基地局との間で種々の音声および/またはデータ信号を送信することに加えて、セルラー・システムは、緊急および非緊急の両方のために、そのようなモバイルデバイスを位置特定するために使用されることが多い。例えば、緊急番号911に対する呼出の場合には、呼出者が彼の/彼女の位置を知っていることを要求することなく直ちに呼出者に支援が派遣されうるように、その呼出者の位置を決定することが役に立つことが多い。非緊急の場合には、特に、ロードサイド・アシスタンス(roadside assistance)、進路変更ごとの運転指示(turn-by-turn driving directions)、接客サービス(concierge services)、所在地固有料金(location-specific billing rates)、所在地固有広告(location-specific advertising)のようなサービスを提供するためにモバイルデバイスの位置を決定することが望ましいことが多い。] [0003] CDMAプロトコルは、種々のチャネルを使用して動作する。順方向CDMAチャネルは、ユーザおよびシグナリング・トラヒック、パイロット信号、およびオーバーヘッド情報を基地局からモバイルデバイスに搬送する。パイロットおよびオーバーヘッド信号は、システム・タイミングおよび局アイデンティティを確立する。パイロット・チャネルはまた、モバイル・アシステッド・ハンドオフ(MAHO)プロセスにおいて使用される信号強度基準を提供する。すべての基地局が、同じパイロット波形を有し、そしてパイロット信号の位相だけで互いに識別される。] [0004] 現在のシステムでは、パイロット位相は複数の64チップで局に割り当てられ、総計512の可能な割り当てを与える。パイロット・オフセット(Pilot Offset)と呼ばれる番号が、パイロット位相割り当てを識別する。異なる基地局は、異なるパイロット擬似雑音(PN)シーケンス・オフセットによって識別される。] [0005] モバイルデバイスの位置を決定するために、種々の技術が用いられている。例えば、全地球測位システム(GPS)は、GPS受信器を備えたユーザに地球のどこでもそれらの位置を決定する能力を提供する衛星システムである。GPS受信器は通常、複数のGPS衛星から同時に送信された信号の相対到達時間を測定することによって、それの位置を決定する。] [0006] 他の周知の位置特定技術は、改良型順方向リンク三辺測量(Advanced Forward Link Trilateration)(AFLT)である。AFLT技術は、地上基地局パイロット信号間の到達時間差を測定することに基づいている。CDMA無線ネットワークの場合には、これらの測定は、パイロット位相測定と呼ばれる。そのうちの1つがサービング基地局でありそうな十分な数の異なる基地局位置からの信号をモバイルデバイスが検知できる場合には、そのモバイルデバイスの位置が、ある程度の精度で決定されうる。] [0007] 特定の位置においては、モバイルデバイスは、少なくとも4つのGPS衛星からの信号を検知することも、あるいは十分な数の測位衛星または基地局からの信号を検知することもできないことがありうる。これらの位置では、位置決定能力は危うくなる。] [0008] ここに開示されるシステム、装置、および方法は、(1)複数の仮想の非物理的(non-physical)基地局、および(2)モバイルデバイスの近くにおけるリピータまたはモバイルデバイスによって通信信号が受信されていない物理的基地局の一方または両方に対応するPN位相オフセットを含む擬似パイロット信号を生成する。擬似パイロット信号は、物理的基地局からの通信信号と結合されて、合成信号(composite signals)を形成する。その合成信号は、無線モバイルデバイスによって受信されるために送信され、そしてそのモバイルデバイスの位置を決定するために用いられる。] [0009] いくつかの態様では、パイロット生成器回路は、建物や他の場内のモバイルデバイスと通信するように構成される。パイロット生成器回路は、既知のPM位相オフセットを有する1つの組の擬似パイロット信号を生成し、そしてその擬似パイロット信号をモバイルデバイスに送信するように動作可能である。その擬似パイロット信号は、通信信号が受信されていない各非物理的基地局および/または物理的基地局に対応する。] [0010] 他の態様では、PN位相オフセットを有する擬似パイロット信号は、通信信号が受信されていない非物理的基地局および/または物理的基地局に対応して生成される。擬似基地局の位置は、擬似パイロット信号を受信する無線モバイルデバイスの位置を決定するために三辺測量技術(trilateration techniques)を使用できるように選択される。その擬似パイロット信号は、物理的基地局からの通信信号と結合されて、一連の合成信号(composite signals)を形成する。その合成信号は、無線モバイルデバイスへの送信のために出力される。] 図面の簡単な説明 [0011] 図1は、開示されたシステムおよび方法の通信ネットワークの簡略ブロック図である。 図2は、従来の通信システムの図である。 図3Aは、分散アンテナシステムに結合されたリピータを含む通信システムのブロック図である。 図3Bは、複数のパイロット生成モジュールに結合されたフェムト無線基地局を含む他の通信システムのブロック図である。 図3Cは、複数のパイロット発生器モジュールに結合された基地局を含む他の通信システムのブロック図である。 図4は、モバイルデバイスの位置を決定するためのプロセスの流れ図を示す。 図5は、分散アンテナシステムを使用してモバイルデバイスの位置を決定するためのプロセスの流れ図を示す。] 図1 図2 図3A 図3B 図3C 図4 図5 詳細な説明 [0012] 開示された方法および装置の性質、目的および利益は、添付図面と関連して下記の詳細な説明を検討した後で当業者にはさらに明白となるであろう。] [0013] 図1は、リピータ104と通信するように構成された1つまたは複数の基地局102;建物内のモバイルデバイス108と通信するように構成された検索器、パイロット生成器、およびタイミング制御回路(SPTC回路)を有するリピータ104、およびモバイルデバイス108と通信するように構成された位置決定エンティティ(PDE)116のような種々のコンポーネントを含む通信ネットワークをブロック図で示す。ここに記述されるシステムおよび方法では、SPTC回路106または他の適当なデバイスが、建物110または他の場のような特定の地理的近傍において放送される既知の相対PN位相オフセットを有する1つの組の人工パイロット信号(artificial pilot signals)(「擬似パイロット」("pseudo pilots")とも呼ばれる)を生成することができる。図1ではSPTC回路106はリピータ104の一部として示されているが、擬似パイロットを生成する機能は、通信ネットワーク100内においてスタンドアローン型の装置でまたはリピータ104およびSPTC回路106のほかに他の装置の一部としてインプリメントされうる。] 図1 [0014] 擬似パイロット信号は、各擬似基地局に対応しうる。ここで使用されているように、「擬似基地局」という用語は、(1)非物理的基地局112A−112E、または(2)通信信号がリピータ104およびモバイルデバイス108の受信範囲外にある物理的基地局114A−114Cを指す。擬似パイロット信号は、三辺測量または複数の異なる基地局からのパイロット信号を典型的に必要とする他の位置決定技術を用いて決定されるようにモバイルデバイス108が動作している建物110または他の場の位置特定を可能にする。このようなシステムおよび方法は、物理的基地局102、114A−114Cから、正確な位置測定(position location)を生成するために三辺測量技術を使用するのに十分な数のパイロット信号を受信しないまたは十分な強度を有するパイロット信号を受信しない建物、構造物、または他の場において特に有用である。] [0015] 図2に示された従来の通信システム200の図を参照すると、改良型順方向リンク三辺測量(AFLT)と呼ばれる技術が、モバイルデバイスの位置を決定するために使用されうる。AFLT技術は、基地局102からの信号間の到達時間差を測定することに基づく。モバイルデバイス108の位置は、モバイルデバイス108が十分な数の異なる基地局位置からの信号を検知できる場合に決定されうる。モバイルデバイス108は、基地局102からの異なるパイロット位相ノイズ信号の受信のCDMAPN位相オフセット時間(TR1、TR2およびTR3)を測定し、そしてそれらを位置決定エンティティ(PDE)116にレポートする。このタイミング・データはつぎに、モバイルデバイス108の位置を計算するために使用できる。このような計算は、モバイルデバイス108によって得られたタイミング情報が通信リンクによってPDE116に送信される場合、モバイルデバイス108において、またはPDE116において行なわれうる。典型的には、受信の時間は、各基地局102および移動通信制御局(mobile switching center)208を経由してモバイルデバイス108からPDE116に通信される。] 図2 [0016] PDE116は、基地局102の位置特定、基地局102のカバレッジ・エリア、および基地局102の他の該当特性を提供する基地局アルマナック(BSA)サーバを含みうる。あるいは、PDE116およびBSAサーバ118は、互いに分離していてもよく、PDE116は、位置決定のための基地局情報を得るために基地局102と通信する。] [0017] すべての基地局102は、同じパイロット波形を有し、そしてパイロット信号のPN位相オフセットによって互いに識別される。いくつかのシステムでは、64チップの倍数で局に通常割り当てられ、総計512の可能な割り当てを与える。パイロット・オフセットは、パイロット位相割り当てを識別する数である。異なる基地局は、異なるパイロットPN位相オフセットによって識別される。従来の通信システム200では、擬似パイロット信号を生成する機能の無いリピータ104(図1)のようなリピータが利用されていることに注目されたい。] 図1 [0018] 図1を再び参照すると、通信シシテム100は、図2における通信システム200と同様の態様で動作するが、通信システム100は、モバイルデバイス108および/またはリピータ104が十分な数の物理的基地局102、114A−Cからの通信信号を検知する位置にいない場合でさえ、モバイルデバイス108の位置を決定するための付加的な機能を提供する。] 図1 図2 [0019] 図1では、リピータ104は、基地局102のカバレッジを改善し、それによって通話切れ率を低下させかつ音声品質を改善するために使用されうる。リピータ104は、基地局102のカバレッジを拡張するためにも使用されうる。特に、リピータ104は、基地局102からの比較的弱い信号が、基地局からの信号を受信するのが困難な建物110または他の場におけるモバイルデバイス108によって他の方法では受信できない場合に、建物110内にカバレッジを提供するために使用されうる。] 図1 [0020] リピータ104は、1つまたは複数の基地局102およびモバイルデバイス108と通信するためにアンテナと順方向および逆方向経路増幅器およびフィルタで構成される。モバイルデバイス108は、プロセッサ、メモリ、およびリピータ104およびPDE116を含む通信ネットワーク100内のコンポーネントとの通信に対して適切な信号を送受信できるトランシーバ(送信器/受信器)を含む。] [0021] 本発明の1つの新規な態様は、非物理的基地局112A−112E(総体として「112」)を識別するPN位相オフセットでパイロット信号を定義することに関する。非物理的基地局112は物理的には存在しないが、非物理的基地局112からリピータ104またはリピータ104によってサービス(served)されている建物110または他の場の位置のような他の位置までの距離に関する固有のPN位相オフセットを割り当てられる。非物理的基地局112に関する情報は、BSAサーバ118または他の適当な場所に格納されうる。ある態様では、BSA118は、物理的基地局102、114A−114C(集合的に「114」)に対するPN位相オフセットに加えて、非物理的基地局112に対する固有のPN位相オフセットをもって構成される。] [0022] モバイルデバイス108は、物理的基地局102、114と非物理的基地局112とを区別しない。したがって、モバイルデバイス108は、リピータ104および/またはモバイルデバイス108の受信範囲外のリピータ104、非物理的基地局112からの、ならびにリピータ104および/またはモバイルデバイス108の受信範囲内の物理的基地局102からの異なるパイロット位相信号の受信のPN位相オフセット時間を測定し、そしてそれらを位置決定エンティティ(PDE)116にレポートする。そのタイミング・データは、BSAサーバ118に含まれた基地局位置情報と一緒に、モバイルデバイス108の位置を計算するためにその後に使用されうる。物理的基地局102、114および/または非物理的基地局112に対するPN位相オフセットおよび対応する位置情報がモバイルデバイス108に対して利用可能である場合には、モバイル装置108の位置を決定するためには、モバイルデバイス108それ自体のようなPDE116以外の他の適当なデバイスが使用されうることに注目されたい。] [0023] 本発明のある態様では、SPTC回路106が、擬似基地局112、114に対応する十分な数の擬似パイロット信号を生成する。パイロット位相オフセットは、リピータ104によってカバレッジが提供されている建物110を、PDE116によって決定された三辺測量解(trilateration solution)が生み出す(yields)ように調節される。生成された擬似パイロットは、基地局102からの通常の通信パイロットに加えられうる。その擬似パイロットは通常、ハンドオフをトリガーしない電力レベルを有する。] [0024] 他の態様では、モバイルデバイス108が配置された建物レベルまたはフロアを三辺測量プロセスが決定できるようにするために、1つまたは複数の基地局112、114の位置は、建物110より高いまたは低い高度で定義されうる。したがって、モバイルデバイス108のより厳密な位置が決定されうる場合には、モバイルデバイス108の位置に基づいた緊急応答または情報がよりタイムリー(timely)であり、より関連性があり、かつ/またはより正確でありうる。] [0025] 動作時には、リピータ104または他の適当なデバイスが、そのリピータ104を通る他の信号に擬似パイロットを付加する。擬似パイロット信号の1つの特性は、擬似パイロット信号の源を識別するために使用される。下記の説明は、擬似パイロット信号を識別するために使用される擬似パイロット信号の特性がPN位相オフセットであるCDMAネットワークに関連して与えられる。しかし、下記の擬似パイロット信号の特性は、代替的に、UMTSセルラー・ネットワークの場合のようなスクランブリング・コードまたはパイロッド信号が発生する基地局を識別するために使用される他の任意の信号特性であってもよい。さらに、擬似パイロット信号は、デュアルモード・モバイルデバイス108に対して使用されうる。デュアルモード・モバイルデバイス108は、音声およびデータ通信のためのセルラーおよびノンセルラー・ラジオの両方を含む。あるタイプのデュアルモード電話は、GSM/CDMA/W−CDMA技術ならびにIEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))ラジオまたはDECT(登録商標)(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)ラジオのような他の技術で動作するセルラー・ラジオを使用する。これらの電話は、広域セルラー・ネットワークに接続された場合には、セルラー電話として使用できる。適当なWiFiまたはDECT(登録商標)ネットワークの範囲内にある場合には、その電話は、すべての通信目的のためのWiFi(登録商標)/DECT(登録商標)電話として使用できる。したがって、WiFi(登録商標)またはDECT(登録商標)モードで動作している場合でも、デュアルモード・モバイルデバイス108のCDMA部分は、パイロット測定レポートを生成することができる。そのレポートは、WiFi(登録商標)またはDECT(登録商標)データ通話によってPDE116に送信されうる。] [0026] あるインプリメンテーションでは、モバイルデバイス108に送信される合成信号を形成するために、擬似パイロット信号を生成しかつその擬似パイロット信号を基地局からの通信信号と結合することが少なくとも可能なパイロット生成モジュールが、リピータ104に代えて使用されうる。] [0027] 図1に示されているように、基地局102は、アンテナ120、122によってリピータ104と通信する。リピータ104は、SPTC回路106に加えて、第1の増幅器124、可変利得増幅器126、加算回路130、第3の増幅器132、結合器134を含んでいる。アンテナ122によって受信された信号は、第1の増幅器124に入力される。ここで特定された増幅器の数およびタイプは、リピータの回路を例示する目的のためだけにそのように特定されていることに注目されたい。したがって、リピータ104では、それより多いまたは少ない増幅が使用されうる。さらに、リピータ104内における増幅器の配置は、リピータ104の1つのインプリメンテーションの例を提供する目的のためだけに示されている。したがって、増幅段は、適切な雑音指数および利得条件を実現するために所望されるようにリピータ回路内の任意の位置に配置されうる。] 図1 [0028] 図1に示された例では、第1の増幅器124の出力は、可変利得増幅器126に入力される。可変利得増幅器126の利得は、結合器134からの出力によって提供されるフィードバックに応答してSPTC回路106によって制御される。しかし、リピータ104のあるインプリメンテーションは可変利得増幅器126を含まなくてもよく、他の増幅器124、132が使用される場合には、固定利得でもよい。] 図1 [0029] 可変利得増幅器126の出力は、加算回路130に入力される。加算回路130への第2の入力は、SPTC回路106によって生成された擬似パイロット信号である。擬似パイロットは、すべてが同じ信号強度を有する必要はなく、また中継されているパイロット信号より低い信号強度を有することは必ずしも必要ではない。さらに、擬似パイロット信号についての情報がここで提供される。] [0030] 加算回路130の出力は、加算回路130への2つの入力において提供される2つの信号の合成を含む。この合成信号は、第3の増幅器132の入力に結合される。第3の増幅器132の出力は、結合器134に入力される。結合器134は、合成信号の一部分をSPTC回路に供給し、そしてその合成信号の他の部分を、モバイル・セルラー電話またはラップトップコンピュータのようなモバイルデバイス108への送信のために、アンテナ136に供給する。合成信号の両方の部分は同じコンテンツを有するが、電力レベルは変化してもよいことが注目されるべきである。したがって、モバイルデバイス108は、基地局102によって最初に送信される信号とリピータ104内のSPTC回路106によって生成された擬似パイロット信号との両方を含む合成信号を受信する。] [0031] SPTC回路106は、モバイルデバイス108への順方向リンク上でリピータ104によって送信されている出力信号の利得を制御する機能を実行する。その利得は、所望の出力レベルに対応する利得係数を可変利得増幅器126に設定しかつ結合器134からのSPTC回路106への入力が常に所望の電力範囲内にあるようにすることによって、制御される。電力レベルが所望のレベルより低い場合には、SPTC回路106は、利得を増加させ、それによって結合器134からの出力を増大させるように、可変利得増幅器126に指令することができる。逆に、結合器出力からの電力レベルが高すぎる場合には、SPTC回路106は、可変利得増幅器126にそれの利得を低下させ、結合器134によってアンテナ136とSPTC回路106との両方に出力されている信号の電力を減少させるように指令するであろう。] [0032] 可変利得増幅器126の利得を制御することは、リピータ104によって受信された基地局102からの信号に対する擬似パイロット信号の相対利得を設定するためにも使用されうることが注目されるべきである。] [0033] SPTC回路106の他の機能は、複数の擬似パイロット信号を生成することである。「擬似パイロット信号」という用語は、1)基地局102によって送信される順方向リンク信号と加算される、および2)基地局102を識別する信号を生成するために使用されるのと同じ技術を用いて生成される任意の信号を意味するためにここでは使用されることが当業者によって注目されるであろう。さらに、SPTC回路106によって生成された擬似パイロット信号は、送信がリピータ104によって送信された信号を受信するモバイルデバイス108によって受信されうるローカルエリア内の基地局102によって生成されるすべてのパイロット信号とは異なる(unique)ことが好ましい。しかし、1つのインプリメンテーションによれば、通信システム100内の異なるリピータ104が、特定の擬似基地局112、114を識別するオフセッツを有する擬似パイロット信号を生成するであろう。擬似基地局112、114の位置は、建物110内のリピータ104の位置を決定するために、三辺測量技術が使用されうるように通常選択される。少なくとも1つの擬似基地局112、114の位置が建物110の頂部またはその上方で定義される他のインプリメンテーションでは、モバイルデバイス108の位置に対応した建物110内のフロアを決定するために、第4のパイロット信号が使用されうる。] [0034] リピータ104が基地局102から1つまたは複数の信号を受信している場合には、リピータ104は、三辺測量のための十分な数のパイロト信号を供給するために必要とされるのと同じくらい多くの付加的な擬似パイロット信号だけを生成するように構成されうることに注目されたい。例えば、リピータ104が1つの基地局102から信号を受信している場合には、モバイルデバイス108の緯度および経度ならびに高さが決定されつつあるか否かに応じて、2つまたは3つの擬似パイロット信号を提供できる。] [0035] 擬似パイロット信号を生成することに加えて、SPTC回路106は、アンテナ122を介してリピータによって受信された反復信号(repeated signal)と擬似パイロット信号との間の適切な電力関係を決定する。いくつかのリピータ104は、複数の基地局102から信号を受信するであろうことにも注目されるべきである。したがって、各基地局102、114、非物理的基地局112、およびリピータ104間の距離は、固定されておりかつリピータ104の位置の関数であろう。したがって、信号がモバイルデバイス108によって受信されかつ測定値がPDE116に送信される場合には、リピータ104の位置は、各基地局102、114および非物理的基地局112に関連した測定値に基づいて決定されうる。STPCによって生成された擬似パイロットは、三辺測量解が建物110または他の場内の特定の位置となすように調節されうることにも注目されたい。] [0036] リピータ104によりアンテナ136を通じて送信された信号は、モバイルデバイス108によって受信される。いったん受信されると、モバイルデバイス108は、SPTC回路106によって生成された擬似パイロット信号を含む、受信されたパイロット信号を識別することによって従来の態様で動作する。モバイルデバイス108は、受信された制御およびパイロット信号のすべておよびそれらの各信号強度をレポートする。現在開示された方法および装置の1つのインプリメンテーションによれば、そのレポートは、例えば、CDMAセルラー・ネットワーク内のモバイルデバイスおよびPDE間の通信を規制するTIA規格IS−801に定義されているように、従来のパイロット信号強度レポートで基地局102を経由してPDE116に送信される。] [0037] 図3Aを参照すると、建物10内の分散アンテナ・システム(DAS)302に結合されたリピート104を含む通信システム300が示されている。DAS302は、建物110の異なるフロアまたはレベル(例えば、L1−L5として示されている)に配置された複数のアンテナ・ノード304を含む。アンテナ・ノード304は、建物110の各部分内で無線サービスを提供する搬送媒体を介してリピータ104から共通のソースに接続される。図示された実施の形態では、各アンテナ・ノード304は、建物110のフロアに対するカバレッジを提供するが、アンテナ・ノード304のカバレッジは、建物304の異なる水平および/または垂直のセクタをカバーするように構成されうる。DAS302は、単一のアンテナと同じ領域にわたるが減少された総電力および改善された信頼性を有するカバレッジを提供するように空間的に分離されたアンテナ要素304間で、リピータ104によって送信された信号の電力を分割するてまに通常設置される。大電力で放射するリピータ104における単一のアンテナが、同じ領域をカバーするための1つのグループの低電力アンテナ304によって置換される。] 図3A [0038] DAS302は、レベル、フロア、セクタ、または対応するアンテナ・ノードの位置に基づいた他の関連情報を含むようにパイロット信号を修正するパイロット修正モジュール306でインプリメントされうる。例えば、建物110のレベル3では、パイロット修正モジュール306A−306E(全体として「306」)は、リピータ104からのパイロット信号を受信し、そのパイロット信号が建物11のレベル3(L3)で放送されていることを示す情報を含むようにパイロット信号を修正し、そして対応するカバレッジ・エリア内でその修正されたパイロット信号を放送するように構成されうる。建物110のレベル3上のモバイルデバイス108は、L3修正モジュール306cから修正されたパイロット信号を受信し、そしてIS−801パイロットレポートまたは他の適当な測定レポートに修正されたパイロット信号を含む。PDE116(図1)は、修正されたパイロット信号を建物110のレベルL3に相関づける。したがって、PDE116は、建物110、特にレベルL3上の各アンテナ・ノード304によってカバーされた領域内のモバイルデバイス108に対してより正確な位置を決定することができる。DAS302およびパイロット修正モジュール306を使用して建物110内のモバイルデバイスのより正確な位置を決定する能力は、ここでさらに記述されるように、擬似基地局112、114のうちの1つがモバイルデバイス108よりも高度が高いまたは低い4つの擬似基地局112、114に対応するパイロット信号を使用してモバイルデバイス108の垂直位置を決定する能力に加えてまたはそれに代えて利用されうることに注目されたい。] 図1 [0039] 図3Bを参照すると、パイロット生成モジュール316A−316E(全体として「316」)に結合されたフェムト無線基地局(RBS)312を含む通信システムの他の実施の形態が示されている。ここで使用されているように、フェムトRBS312はまた、建物110のようなフェムト・セル(またはピコ・セルあるいはミクロ・セル)にサーブ(serves)するピコ無線基地局またはミクロ無線基地局の意味をも有する。モバイルデバイス108は、無線またはエア・インタフェースによってフェムトRBS312と通信する。ピコおよびフェムト・セル・システムは、非常に低い出力電力、制限された容量を有する個々のラジオであり、アパートや家屋のような小さいスペースに対して設計され、ピコ・セルは、例えば、30000平方フィートまでの建物のような大きい建物を有する企業を通常カバーできる。フェムトRBS312は、Wi−Fi(登録商標)アクセスポイントのように機能し、バックホール・サポートのためのIPネットワークに接続できる。フェムトRBS312は、各フェムト/ピコ・セルへの、建物内ネットワークからより広いキャリア・ネットワークまでのトラヒックのフローを管理するてまに基地局コントローラ(図示せず)を使用する。] 図3B [0040] パイロット生成モジュール316は、建物110の異なるフロアまたはレベル(例えば、L1−L5として示されている)に配置される。アンテナ・ノード304は、建物110の各部分内で無線サービスを提供するサポート媒体によってフェムトRBS312から共通のソースに接続される。図示された実施の形態では、各アンテナ・ノード304は、建物110のフロアに対するカバレッジを提供するが、アンテナ・ノード304のカバレジは建物110の異なる水平方向および/または垂直方向のセクタをカバーするように構成されうる。] [0041] パイロット生成モジュール316は、レベル、フロア、セクタ、または対応するアンテナ・ノード304の位置に基づいた他の関連情報のような情報を含む擬似パイロット信号を生成する。例えば、建物110のレベル3上では、パイロット生成モジュール316cは、パイロット信号が建物のレベル3(L3)上で放送されていることを示す情報を含むパイロット信号を生成し、そして対応するカバレッジ・エリア内でそのパイロット信号を放送するように構成されうる。建物110のレベル3上のモバイルデバイス108は、L3修正モジュール316cからのパイロット信号を受信し、そしてそのパイロット信号をIS−801パイロットレポートに含める。PDE116(図1)は、パイロット信号を建物110のレベルL3に相関づける。したがって、PDE116は、建物110、特に、各レベルL1−L5上の各アンテナ・ノードによってカバーされる領域内のモバイルデバイス108に対してより正確な位置を決定することができる。] 図1 [0042] 図3Cを参照すると、パイロット生成モジュール316A−316E(全体として「316」)に結合された基地局322を含む通信システム320の他の実施の形態が示されている。モバイルデバイス108は、無線またはエア・インタフェースによって基地局322と通信する。基地局322は、無線ローカルエリア・ネットワーク・アクセスポイントを提供する。] 図3C [0043] パイロット生成モジュール316は、建物110の異なるフロアまたはレベル(例えば、L1−L5として示されている)に配置されている。アンテナ・ノード304は、建物110の各部分内に無線サービスを提供するサポート媒体によって基地局322から共通のソースに接続される。図示された実施の形態では、各アンテナ・ノード304は、建物110の1つのフロアに対するカバレッジを提供するが、アンテナ・ノード304のカバレッジは、建物110の異なる水平方向および/または垂直方向のセクタをカバーするように構成されうる。] [0044] パイロット生成モジュール316は、レベル、フロア、セクタ、または対応するアンテナ・ノード304の位置に基づいた他の関連情報のような情報を含む擬似パイロット信号を生成する。例えば、建物110のレベル3上では、パイロット生成モジュール316Cは、パイロット信号が建物110のレベル3(L3)上で放送されていることを示す情報を含むパイロット信号を生成し、そして対応するカバレッジ・エリア内でそのパイロット信号を放送するように構成されうる。建物110のレベル3上のモバイルデバイス108は、L3修正モジュール316Cからのパイロット信号を受信し、そしてそのパイロット信号をIS−801パイロットレポートに含める。PDE116(図1)は、パイロット信号を建物110のレベルL3に相関づける。したがって、PDE116は、建物110、特に、各レベルL1−L5上の各アンテナ・ノード304によってカバーされるエリア内のモバイルデバイス108に対してより正確な位置を決定することができる。] 図1 [0045] 図4を参照すると、モバイルデバイスの位置を決定するためのプロセス400の流れ図が示されている。プロセス400は、基地局および衛星測位システムからの信号が受信困難な位置において特に有用である。ある場合には、1つまたは複数の基地局のカバレッジを拡張するために、リピータが使用される。例えば、1つまたは複数のリピータが、混雑したエリア内に配置された建物内に設置されうる。他の建物または環境的要因が、建物の少なくとも1つまたは複数の部分にける信号を、阻止したり、歪ませたり、あるいは弱めたりする可能性がある。リピータは、基地局と通信するために、例えば建物や他の場の頂部に配置されるアンテナから信号を受信し、そして建物または他の場内でその信号を再放送するように結合されうる。他のインプリメンテーションでは、フェムト無線基地局または他の適当な基地局が、モバイルデバイスにカバレッジを与えて、リピータの必要性を排除するために建物または他の場に含まれうる。] 図4 [0046] プロセス402は、擬似基地局の「位置」("locations)を決定することを含む。ある態様では、擬似基地局は、実際には存在しないが、それらは、PN位相オフセットおよび対応する位置情報を割り当てられる。その位置は、混雑したエリア内の大きな建物や信号を歪ませたり弱めたりする材料で製造された建物のように、モバイルデバイスが実際の基地局から信号を受信するのが困難な場合に使用されるリピータに関して定義されうる。] [0047] 他の態様では、プロセス402は、リピータとまたはそのリピータの近傍におけるモバイルデバイスと通信状態にない物理的基地局114(図1)に対応するPN位相オフセットのいくらかまたはすべてを選択できる。基地局114の位置は、PDE116によって知られる。したがって、三辺測量解がモバイルデバイスの位置を示すように、正しいPN位相オフセットが生成される。基地局114に対応したPN位相オフセットを有するパイロット信号を使用する技法は、非物理的基地局112からの擬似パイロット信号を使用することに類似しているが、PDE116が基地局114の位置を既に知っておりかつモバイルデバイスは近隣の基地局を既に探索しているであろうから、インプリメントするのが容易となりうる。] 図1 [0048] プロセス404は、PN位相オフセットおよび位置情報のような情報を、他の基地局に対する同様の情報が格納されうるアルマナック(almanac)に付加することを含む。そのアルマナックは、位置決定装置(PDE)とともに位置特定され、かつモバイルデバイスの位置を決定するための三辺測量プロセス時にアクセスされうる。] [0049] プロセス406は、十分な数の擬似パイロット信号を生成することを含む。それらの擬似パイロット信号は、擬似基地局のうちの1つおよび所望のAFLT位置に対応する経路長に対応するPN位相オフセットを含むように生成される。通常、3つのパイロット信号が生成され、そしてモバイルデバイスに放送される。他のインプリメンテーションでは、4つの擬似パイロット信号が生成されかつそれらの擬似パイロット信号の1つがモバイルデバイスの位置より上または下における擬似基地局に対応するときに、モバイルデバイスの高さが決定される。プロセス406は、他の適当な数のパイロット信号を生成しうることに注目されたい。] [0050] プロセス408は、基地局からの通信信号を、プロセス406において生成された擬似パイロット信号で増強することを含む。擬似パイロット信号の電力レベルは、擬似パイロット信号によって表される基地局へのハンドオフをトリガーするのを回避するのに十分なだけ低い。] [0051] プロセス410は、擬似パイロット信号で増強された基地局信号で構成された信号をモバイルデバイスに送信することを含む。プロセス412において、モバイルデバイスが合成信号を受信すると、そのモバイルデバイスは、プロセス414において、基地局/擬似基地局に対する位相測定を行ない、そしてそれらを基地局にレポートする。その基地局は、そのレポートを位置決定装置に送信して、三辺測量のために必要とされる測定値を供給する。あるインプリメンテーションでは、レポートをモバイルデバイスから基地局を経由して位置決定装置に送信するために、既知のIS−801または他の適当なプロトコルが使用される。] [0052] プロセス416は、擬似パイロット信号によって示された建物または他の場の位置を決定することを含む。モバイルデバイスより上(または下)に配置された擬似基地局に対応する第4の擬似パイロット信号が生成されるインプリメンテーションでは、モバイルデバイスの高さは、物理的位置とともに決定されうる。その高さは、モバイルデバイスの位置をさらに狭めるために、建物内のフロアまたは他のセクタにさらに変換されうる。] [0053] 図5を参照すると、分散アンテナ・システム(DAS)302(図3A)を使用してモバイルデバイスの位置を決定するための他のプロセス500の流れ図が示されている。プロセス502は、擬似基地局の「位置」("locations")を決定することを含む。いくつかの態様では、擬似基地局は実際には存在しないが、それらは、PN位相オフセットおよび対応する位置情報を割り当てられる。混雑したエリア内の大きな建物や信号を歪ませたり弱めたりする材料で作製された建物のような、モバイルデバイスが実際の基地局からの信号を受信するのが困難な位置が定義されうる。] 図3A 図5 [0054] 他の態様では、プロセス502は、リピータとまたはモバイルデバイスと通信していない物理的基地局114(図1)に対応するPN位相オフセットのいくつかまたは全部を選択することができる。したがって、三辺測量解がモバイルデバイスが動作しているエリアを示すように、パイロット生成モジュールによって、正しいPN位相オフセットが合成されうる。基地局114に対応したPN位相オフセットを有するパイロット信号を使用する技法は、非物理的基地局112からの擬似パイロット信号を使用するのと同様であるが、PDE116が基地局のバイ所を既に知っておりかつモビアルデバイスh近隣の基地局を既に探索しているであろうから、インプリメントするのがより容易でありうる。] 図1 [0055] プロセス504は、PN位相オフセットおよび位置情報のような上方を、他の基地局に対する同様の上方が格納されうるアルマナック(almanac)に付加することを含む。そのアルマナックは、位置決定装置(PDE)とともに位置特定され、かつモバイルデバイスがそれから信号を受信しているリピータの位置を決定するための三辺測量プロセス時にアクセスされうる。] [0056] プロセス506は、擬似パイロット信号を生成することを含む。擬似パイロット信号は、擬似基地局のうちの1つに対応するPN位相オフセットを含む。通常は、3つの擬似パイロット信号が生成されるが、モバイルデバイスの高さを決定するためには、4つの擬似信号が生成されうる。他の適当な数の擬似パイロット信号が使用されうる。あるインプリメンテーションでは、1つまたは複数の擬似パイロット信号が、モバイルデバイスおよびリピータの受信範囲外にある物理的基地局に対応しうる。プロセス508は、基地局からの信号を、プロセス506において生成された擬似パイロット信号で増強すること(augmenting)を含む。その擬似パイロット信号の電力レベルは、他の基地局へのハンドオフをトリガーするのを回避するのに十分低い。] [0057] プロセス510は、擬似パイロット信号で増強された基地局信号で構成された信号を、建物または他の場における分散アンテナ・システムに関連したアンテナ・ノードに送信することを含む。プロセス512は、アンテナ・ノードの位置を含むように、リピータからの擬似パイロット信号を修正することを含む。そのアンテナ・ノードの位置は、各アンテナ・ノードに対するカバレッジがどのように構成されているかに応じて、建物または他の場のフロアまたは他のセグメントに対応しうる。修正されたパイロット信号が次にアンテナ・ノードによって放送されうる。] [0058] プロセス514は、修正された擬似パイロット信号をモバイルデバイスにおいて受信することを含む。モバイルデバイスは、プロセス516において、基地局/擬似基地局に対するパイロット位相測定を行ない、そしてレポートを生成する。プロセス518では、三辺測量のために必要とされる測定値を供給するために、レポートを位置決定装置に送信する。あるインプリメンテーションでは、レポートをモバイルデバイスから基地局を経由して位置決定装置に送信するために、IS−801または他の適当なプロトコルが使用される。] [0059] プロセス520は、修正された擬似パイロット信号によって表示された建物または他の場の位置を決定することを含む。PDEは、モバイルデバイスによって受信された信号を放送するアンテナに特有の上方をデコードするように構成されうる。アンテナ・ノード情報は、モバイルデバイスの位置をさらに狭めるために、建物内のフロアまたは他のセクタに変換されうる。] [0060] あるインプリメンテーションでは、建物または他の場、建物内のリピータと通信している基地局および/または擬似基地局に対するPN位相オフセットおよび位置情報のようなアルマナック情報に対するアクセスを有する。したがって、モバイルデバイスは、位置決定エンティティに情報を送信しないでアルマナック内の情報を使用して、モバイルデバイスの位置を決定できる。] [0061] 当業者は、種々の異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して情報および信号が表示されうることを理解するであろう。例えば、データ、情報、信号、ビット、シンボル、チップ、命令、および指令が、上記の記述全体にわたって参照されうる。これらは、電圧、電流、電磁波、磁界または粒子、光場または粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表示されうる。] [0062] 1つまたは複数の例示的な実施形態では、上記の機能およびプロセスは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組合せでインプリメントされうる。ソフトウェアでインプリメントされた場合には、それらの機能は、コンピュータ読取り可能媒体上に格納され、あるいはコンピュータ読取り可能媒体上で1つまたは複数の命令またはコードとして伝送されうる。コンピュータ読取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体および1つの場所から他の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を促進する任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体でありうる。例示としてであって、限定としてではなく、このようなコンピュータ読取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、または命令またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コードを搬送または記憶するために使用できかつコンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を含むことができる。また、任意の接続が、コンピュータ読取り可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、プログラム・コードが、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウエブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから伝送される場合には、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されているディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ここにおいて、ディスク(disks)は通常データを磁気的に再生するものであり、他方、ディスク(discs)はデータをレーザで光学的に再生するものである。上記のものの組合せも、コンピュータ読取り可能媒体の範囲内に含められるべきである。] [0063] ファームウェアおよび/またはソフトウェア・インプリメンテーションの場合には、方法は、ここに記述された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能、等)でインプリメントされうる。ここに記述された方法をインプリメントするには、命令を具体的に具現する任意の機械読取り可能媒体が使用されうる。例えば、ソフトウェア・コードがメモリ、例えばモバイルデバイスのメモリに記憶され、そしてプロセッサ、例えばモデムのマイクロプロセッサによって実行されうる。メモリは、プロセッサ内またはプロセッサ外でインプリメントされうる。ここで使用されている「メモリ」という用語は、長期、短期、揮発性、不揮発性の任意のタイプまたは他のメモリを指し、メモリの特定のタイプまたはメモリの数、あるいはメモリが格納される媒体のタイプに限定されるものではない。] [0064] さらに、開示されたインプリメンテーションの前記の記述は、当業者が本発明を実施または使用できるようにするために提供されている。これらのインプリメンテーションに対する種々の修正が当業者には容易に明白となるであろうし、また、ここに定義された一般的な原理は、本発明の精神または範囲から逸脱することなしに、他のインプリメンテーションにも適用されうる。したがって、本発明は、ここに示された特徴に限定されるものではなく、ここに開示された原理および新規な特徴に合致した最も広い範囲を与えられるべきである。]
权利要求:
請求項1 擬似基地局に対応したPN位相オフセットを含む擬似パイロット信号を生成すること、前記擬似基地局は、(1)複数の非物理的基地局、および(2)リピータおよび前記リピータの近傍における無線モバイルデバイスの受信範囲外の物理的基地局よりなるグループ内の少なくとも1つである;前記擬似パイロット信号を前記リピータの受信範囲内にある物理的基地局からの通信信号と結合し、合成信号を形成すること;および前記無線モバイルデバイスによる受信のために前記合成信号を送信すること、を具備する方法。 請求項2 前記擬似基地局へのハンドオフをトリガーすることを回避するために、前記物理的基地局から受信された通信信号に対して前記擬似パイロット信号の相対電力を調節することをさらに具備する請求項1の方法。 請求項3 前記擬似基地局に対するPN位相オフセットおよび位置情報を、自動化された位置決定エンティティによりアクセス可能なアルマナックに付加することをさらに具備する請求項1の方法。 請求項4 前記擬似パイロット信号は、十分な数の異なる擬似基地局に対応し、かつ前記PN位相オフセットは、前記モバイルデバイスの位置を決定するための三辺測量プロセスにおいて利用される請求項1の方法。 請求項5 前記擬似パイロット信号は、十分な数の異なる擬似基地局に対応する、そして、前記擬似パイロット信号のうちの1つは、前記モバイルデバイスの位置より上のまたは下の擬似基地局に対応する、前記方法は、前記モバイルデバイスの高さを決定することをさらに具備する請求項1の方法。 請求項6 前記擬似パイロット信号は、前記リピータによって生成される請求項1の方法。 請求項7 前記擬似パイロット信号は、前記通信信号と結合される請求項1の方法。 請求項8 前記合成信号に基づいて測定値のレポートを生成すること;および前記PN位相オフセットに基づいて前記モバイルデバイスの位置を決定すること、をさらに具備する請求項1の方法。 請求項9 前記レポートは、位置決定エンティティにおいて受信され、そして前記モバイルデバイスの位置は、前記位置決定エンティティによって決定される請求項8の方法。 請求項10 前記合成信号を、分散アンテナ・システムと関連したアンテナ・ノードに送信すること;前記合成信号を受信するアンテナ・ノードを識別するために前記合成信号を修正すること;および修正された合成信号を前記モバイルデバイスに送信すること、をさらに具備する請求項1の方法。 請求項11 前記モバイルデバイスのより特定の位置を前記修正された合成信号に基づいて決定することをさらに具備する請求項10の方法。 請求項12 建物または他の場内のモバイルデバイスと通信するように構成されたパイロット生成回路を具備しており、前記パイロット生成回路は、既知のPN位相オフセットを有する擬似パイロット信号を生成しかつ前記擬似パイロット信号を前記モバイルデバイスに送信するように動作可能であり、ここにおいて、前記擬似パイロット信号は、(1)非物理的基地局、および(2)前記モバイルデバイスの動作近傍の外における物理的基地局よりなるグループ内の少なくとも1つである各擬似基地局に対応する、システム。 請求項13 前記擬似基地局のうちの1つの位置は、モバイルデバイスが配置されている建物レベルを三辺測量プロセスが決定できるようにするために前記建物より上または下に定義されることをさらに具備する請求項12のシステム。 請求項14 前記パイロット生成回路と通信しかつ建物の全体に分散された複数のアンテナ・ノードを含む分散アンテナ・システムをさらに具備し、前記分散アンテナ・システムは、前記擬似パイロット信号を受信しているアンテナ・ノードを識別するために、前記擬似パイロット信号を修正し、そして修正された擬似パイロット信号を前記アンテナ・ノードから前記モバイルデバイスに送信するように動作可能な修正回路をさらに含む請求項13のシステム。 請求項15 前記擬似パイロット信号を物理的基地局から受信された信号と結合して合成信号を生成するように動作可能な加算回路をさらに具備する請求項13のシステム。 請求項16 前記合成信号を前記モバイルデバイスに送信するように結合されたアンテナをさらに具備する請求項13のシステム。 請求項17 複数の異なる擬似基地局に対応したPN位相オフセットを有する擬似パイロット信号を生成すること、前記擬似基地局の位置は、前記擬似パイロット信号を受信する無線マオバイルデバイスの位置を決定するために三辺測量技法を使用できるように選択される、前記擬似基地局は、(1)複数の非物理的基地局、および(2)前記モバイルデバイスの受信範囲外の物理的基地局よりなるグループ内の少なくとも1つである;前記擬似パイロット信号を物理的基地局からの通信信号と結合して一連の合成信号を形成すること、および前記無線モバイルデバイスへの送信のために前記合成信号を出力すること、を少なくとも1つのコンピュータに行なわせるように動作可能なコードを備えた有形の(tangible)コンピュータ読取り可能媒体を具備するコンピュータ・プログラム製品。 請求項18 前記合成信号を受信している分散アンテナ・システム内のアンテナ・ノードを表示するために前記合成信号を修正すること、および前記アンテナ・ノードから前記モバイルデバイスへの送信のために前記修正された合成信号を出力すること、をすくなくとも1つのコンピュータに行なわせるように動作可能なコードをさらに具備する請求項17のコンピュータ・プログラム製品。 請求項19 モバイルデバイスであって、プロセッサと;複数の擬似基地局に対応したPN位相オフセットを有する一連の信号を受信すること,前記擬似基地局は、(1)複数の非物理的基地局、および(2)前記モバイルデバイスの受信範囲外の物理的基地局よりなるグループ内の少なくとも1つである;前記PN位相オフセットに基づいて前記擬似基地局のアイデンティティおよび位置を決定すること;および前記擬似基地局の位置に基づいて前記モバイルデバイスの位置を決定すること、を前記プロセッサに行なわせるように動作可能なコードを具備したコンピュータ読取り可能媒体と、を具備するモバイルデバイス。 請求項20 前記複数の基地局および擬似基地局に対する位置および識別子に関する情報のコンピュータ読取り可能アルマナックをさらに具備する請求項19のモバイルデバイス。 請求項21 地理的近傍における分散アンテナ・システム内のアンテナ・ノードに対応した地理的近傍における前記モバイルデバイスの正確な位置を決定することを前記プロセッサに行なわせるためのコードをさらに具備する請求項19のモバイルデバイス。 請求項22 第4の擬似基地局に対応した他のPN位相オフセットに基づいて地理的近傍における前記モバイルデバイスの正確な位置を決定することを前記プロセッサに行なわせるコード、請求項19のモバイルデバイス。 請求項23 既知のPN位相オフセットを有する擬似パイロット信号を生成しかつ前記擬似パイロット信号をモバイルデバイスに送信する手段を具備し、前記擬似パイロット信号は、(1)非物理的基地局、および(2)前記モバイルデバイスの動作近傍の外における物理的基地局よりなるグループ内の少なくとも1つである各擬似基地局に対応する装置。 請求項24 前記擬似基地局のうちの1つの位置は、前記モバイルデバイスが配置されている建物レベルを三辺測量プロセスが決定できるようにするために、建物より上または下に定義されることをさらに具備する請求項23の装置。 請求項25 建物の全体に分散された複数のアンテナ・ノードを含み、擬似パイロット信号を生成するための手段と通信するための分散アンテナ手段をさらに具備し、前記分散アンテナ・システムは、前記擬似パイロット信号を受信するアンテナ・ノードを識別するために前記擬似パイロット信号を修正するための手段と、前記修正された擬似パイロット信号を前記アンテナ・ノードから前記モバイルデバイスに送信するための手段と、を含む請求項23の装置。 請求項26 前記擬似パイロット信号を物理的基地局から受信された信号と結合し、合成信号を生成するための手段をさらに具備する請求項23の装置。
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引用文献:
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